やってくれましたよ

新しいプロジェクトを草野さんが担当し、7月からスターの予定だったけど、かなり遅れてる。
遅れてるとはいえ自転車操業的には仕事は進んでいて、下請け業者からの問い合わせに追われる日々。
問い合わせの内容は、いつ始まるのか?どう対応すればいいのか?というものがほとんどで、電話があるたびに、「もうすぐですから」とお茶を濁す日々が続いてる。
そして今日草野さんが重大なミスを犯してしまった。この仕事のために新しい2つ導入したシステム(データの2重管理になるので僕は反対した)のひとつで、顧客用の申込書発送リストを抽出する作業で、抽出しなくてもよい人を抽出してしまった。本社のシステムを使った作業なので、本社に問い合わせをしたところ、もうモトに戻せません、と冷たいお答え。申込書は一年を通じて順次発送していく予定だった。申込期限の管理をするため、発送の都度リストを抽出する方法をとろうといっていたのに、草野さんは一気に全部抽出してしまった。そしてもう取り消せなくなった。全顧客が抽出済み対象者となり、本来個別に申込期限を管理する予定だったのが、全員同じ申込期限になってしまった。
申込み期限を正しく直すには、

  1. 本社システムの顧客情報の中の申込期限の変更をし
  2. そのデータを抽出し
  3. もうひとつのシステム(別ネットワークの別PC まだ完成していない)にコピーし
  4. そこから申込書を印刷する

という手順をとることになる。
これを顧客一人ずつ行わなければならない。顧客の数は約6000名だ。
気が遠くなる。やってくれたね、草野さん。
「まさか全部抽出されるとは思わなかった」と他人事のような言い訳を言っていたけど、どうすんだ。時間はまったく無いぞ。
また体調不良で欠勤するのかな?