親孝行でも

敬老の日は15日でしたか。
今回は嫁さんの両親とちょっと洒落たお店で食事でも、と思っています。

いつも子供におもちゃ買ってくれたり食事をおごってくれたりと世話になりっぱなしなので、たまにはね。
義父母も70歳を超え、僕らも介護やら何やらといった先のことそろそろ考えなきゃいけないかも知れなけど、まだまだ元気に見えるので実感がわかない。
僕の父のときは施設のお世話になったけど、義父母はどうなるか・・・
義父母+義姉で暮らしているけど、義姉がまったく当てにならない人だから心配だ。

もちろん食事しながらこんな話は出来ないw
いつものように子供の話題が中心だね。

タバコはやめられない?

ユリさんの旦那の話。
「うちの旦那、タバコやめましたよ。タバコの害のことやってるTV見ててやめる決意したみたい」
とユリさんが言ったのは2ヶ月ほど前。
「ほぉ、それは立派なことだな〜」
といっておいたけど、最近ユリさんの旦那のいる支店に用事があっていったとき、喫煙ルームに彼の姿を発見。
吸ってるじゃん・・・
チラッと見かけただけなので彼とは会話はしなかったけど、なんとなく「あら、見られちゃった」的な雰囲気。
ま、見なかったことにしておこう。
ユリさんには内緒に。

つまらない冗談は一回だけなら許される

また草野さんだ。
草野さんは仕事中しゃべってばっかりの人なんだけど、よくつまらない冗談をいう。本人は気付いていないけどかなり毒のある冗談が多く、内容もつまらない。
しゃべっている時間が長いので、そのつまらない冗談を何度も繰り返す。自分が気に入った冗談だと、いろんな人に20回くらいは言う。

皆、最初は笑ってあげるけど、何度も同じことを言うのですごくしらける。その雰囲気を草野さんはわかっていない。
それでもノンビリさんは、愛想笑いをしてあげてるんだけど、僕やユリさんは草野さんのつまらないぼやきについては無視する技術を身につけている。

そういう無駄な戯言を除くと草野さんの喋りにはほとんど内容の無いことに気付く。そう、僕やユリさんはもう気付いてしまったのだ。
ちゃんと仕事しているように見えてものすごい無駄の塊が草野さんなんだな。

のん気な人たち

またユリさんに言われた。
「なんかやることある?」
暇をよしとするパートさんの中にあって、積極的に仕事を手伝おうとしてくれるユリさんの姿勢は素敵だ。でもね、あまりユリさんに回す仕事は残ってないんだなぁ。
「やっぱりバイトさんいらないでしょう。私にもまだまだ余力ありますから。kokuwagataさん、上司に言ってくださいよ」
この言葉に弱い・・・
ユリさんの指摘を受けて、今日も草野さんや上司の金魚さんにバイト不要を説いてみた。
どうもこの人たちはのんきに考えているようだけど、バイトにも人件費がかかってるわけでなぜ削減を考えないのか不思議だ。
来月からバイトが一人増えて3人になるが、どう考えてもバイトは要らない。一人も要らない。
パートのユリさんやノンビリさんだけでも十分間に合う程度の仕事量しか残ってない。
支店長にも話してみると、どうやら来年はパートをもう一人増やす計画を持っているらしく、そのためには今バイトを雇っておいて「こんなに忙しいですよ、だから正規のパートを増やして頂戴」と本社に掛け合うつもりらしいのだ。
「いや、来年人増やさなくてもいいですよ。パートもバイトもはこれ以上は要りません。今要るバイトも切ってもらいたいんです。」といってみた。
「来年もし人が減ったときのことを考えると、増員の要因を作っておかなきゃ、人が減っても補充がしてもらいえなくなるからなぁ・・」と支店長は歯切れが悪い。
こういうやり取りを聞いていたユリさんは、
「そんなのん気なこといっててもいいの?この会社つぶれちゃうよ!」と僕に愚痴をぶつける。
そら、そう思うのは当然だろうなー。
組織ってどうしてこう凝り固まった考え方になっちゃうんだろう。
あ、組織だからか・・・

あいまいさ

仕事の話。
些細な事だけど、取り決めの無いまま曖昧になっていることがよくある。


例えば、人の名前や住所。仕事柄、顧客に色んな郵便物を発送する事がある。

  • 名前には振り仮名を振るか振らないか
  • 住所の表記は県名から始めるのか市町村名からか
  • アパート名は行変えするかしないか
  • バーコードを付けるか付けないか

社として何のルールも無い。だから、担当者ごとの判断で送付データを作ることになる。印刷は業者に任せるけど、その都度宛名の表記についての確認作業が入る。


顧客の住所が変わっても、社内で共通した宛名のシステムを持たないので、こっちの住所は直したけど、あっちの部署の住所は直っていないという問題が多発している。
つまり、顧客に届く郵便物の住所が新しかったり古かったりするわけで、同じ人への郵便物なのになんで住所が直っていないんだ、というクレームが良く入る。
よくよく考えてみると、僕の職場には顧客情報管理を一括で行う部署が無いじゃないか。支店単位、いやもっと小さな係の単位での管理を行っているのみだ。


おかげでいったいどれだけ無駄な時間や金がかかっているのか・・・・


もう一つ、封筒もそうだ。
おかしな話だが、封筒の作成も係り単位でやっている。正確に言うと、社の正式な封筒は2種類ある。
これは極く一般的な封筒に社名と連絡先が記載されているだけのもで、宛名は手書でおこなうものだ。
けれど、普段の業務では、この封筒では対応しきれない郵便物が多い。大量に郵送する場合は、宛名を手書きでやってちゃ間に合わないし、封筒に宛名を差込印刷しても、その中に別の顧客の郵便物を入れてしまう間違いも発生する。こういうトラブルを避けるために窓開き封筒を使う。窓開き封筒は各係りで作成する。
だけど、窓の位置や大きさ、表示する内容の取り決めは無い。封筒が足りなくなったので、隣の係りから分けてもらおうとしても、窓の位置が合わないので宛名が隠れてしまうなんて問題も発生してします。


改善するための提案書の作成を考えてるけど、じゃあいったいどこの部署で統一規格を作るのかという問題がある。
今のところ、こういう取り決めを行う部署が無い。仕事を押し付けられた部署からはクレームがくることは必至だ。「余計なこと考えやがって」と言われるのが嫌だから、みんな不便な現状でも我慢しているんだろうな。

うにの味

僕の息子は、よく食べる。
食の細い子どももいるらしいけど、僕の息子にかぎって言えば全く当てはまらない。
何よりも食べるのが好きで、小さいくせに(同じ歳の子どもよりはかなり成長しているが)大人並みの量をぺろりと食べる。


好き嫌いもほとんど無く、美味しそうに食べる姿は本当に幸せそうだ。
今日もすし屋にいって、うにの味を初体験した。
僕自身はうにはあまり好きじゃないから食べないけど、妻が注文した物を少しだけ息子に食べさせてみた。
最初はその見た目から、不安がっていけど、美味しいから、と食べさたら。
「ん・・・美味しい!なんかねー、うにって海の味がするよね」
ほお、お前うにの味が分かるのかい?僕はよく分からないけど・・・
息子がもっと欲しいというので追加で注文するとぺろりと平らげてしまった。
もっと欲しい、というのを静止するのに苦労するほどの感動振りだった。


息子はもしかしてグルメかも?と思うことがある。
大トロよりも中トロが好きだといったりしたことがあったっけ。
安い店でもバクバク食べるけど、こんな風に息子が感動するのは、大抵高級な店にいったときだ。
この店の甘えびすごく美味いよ、とか・・・
味がわかるのかー?お前はー。


家に帰ってからも、「うに美味かったー」っと繰り返し言っていた。
本当に幸せそうだった。
やれやれ、僕より舌が肥えているんじゃないか。
願わくば、もうちょっと量を減らしてもらえるとありがたいんだけど。


そうだ、今度は納豆を食べさせてみよう。
納豆は息子の数少ない嫌いな食べ物の一つだ。
息子は納豆を、気持ち悪いもの、臭いものと決め付けて食べようとはしないが、
納豆の味がわかるのであれば彼の味覚は本物だ。


うん、納豆ならいくらでも食べてもいいし。

やることないんだけど・・

「何かやることある?」とユリさんに聞かれた。
自分の仕事を終えてしまったので何か手伝いましょうか、ということだ。
僕の仕事はデータベースを使ったものが多く、ちょっと知識が要るし、支店の毎月の収支もパートのユリさんに手を出させるわけにはいかない。
それでも、僕の仕事の中から封書詰めなどの単純作業を見つけてユリさんに手伝ってもらうことにした。

そもそも、ユリさんが暇になってきたのはいつも僕が愚痴ってる新プロジェクトに関係がある。
新しいプロジェクトが始まるということでパートを2人増員する計画があった。
「そんなに人はいらないでしょ」と僕が反対したので、増員はノンビリさん一人になったわけだど、浮いた予算でバイトを雇うことになった。
7月からバイトを2人投入し、来月からはもう一人増えるらしい。
バイトにやらせる作業といっても封筒詰めなどの単純作業だけなので、とても3人も必要とは思えない。
プロジェクトの遅れもあって、バイトにやらせる仕事量もさほど多く無く、他の雑務も手伝ってもらっても、かなり時間が余る状況だ。
当然ユリさんに手伝ってもらう仕事も無い。

「バイトさんなんて雇う必要ないんじゃないの?」と草野さんに聞いてみると、
「人件費が一人分浮いたから今年それを使わないと、来年人件費がもらえなくなっちゃうから・・」と公務員のような答えをして歯切れが悪い。
「今要らないなら、止めてもらったら?人件費がもったいですよ。そもそもそんなに人は要らないんじゃないですか?ノンビリさん一人で何とかなりますよ。ユリさんだって手が空いているんだからバイトはいらないでしょう?」と攻めてみても、頭が凝り固まってしまったのか
「来年、人が雇えなくなったら困るから・・・」と繰り返すばかり。
「だから、そんなに人要りませんって。バイトさんにもう要らないと断ればいいでしょう。何のためのバイトですか?要るときにだけ使えるのがバイトのいいところでしょう。不要になったら止めてもらえばいい」と、とどめの一言を言っておいたけど、草野さんは歯切れ悪い返事をするだけ。

新しい仕事を始めるから不安なのはわかるけど、作業量の計算位いしておいてくれよ。